第三十八話 “ アルバイト ♪ ” 06-04

昨晩。
愛知と静岡の県境にある道の駅で野宿していたら。

なんと!
この旅始まって依頼の職務質問♪
色んなチャリダーに噂を聞いていたのでなんだかうきうき♪
大抵。
事情を説明し免許証を見せれば大丈夫らしい。

パトカーがライトをこちらに向けて停車。
おっ!  きたきた!
と、お巡りさんが来る前に免許証を用意。
こんばんは~と言いながら免許証を手渡した。

あまりの手際の良さに呆気に取られるお巡りさん。
『なんだ。(職務質問)始めてじゃないな(笑)』と。
『いやいや。始めてです!』何だか楽しくて仕方ない♪
『で、どこから来たの?』
『沖縄です!』
『え~!沖縄から来て今まで(職務質問)なかったの?』と。

免許証をみてどこかに連絡をとっている。
話しが終わったようだ。
免許証を返してくれた。
不審だが不審者じゃないとわかると。
『この先は交通量も多いし気をつけてね!』と。
さすが市民の味方だ。
そのまま走り去って行った。

まだ興奮冷めやらない自分。
悪い事をしている訳じゃないんだから。
堂々てしていればいい。

そうして深夜1時に眠りに就いた。

暑い。
暑さで目が覚めた。
朝日が高く上がっている。
7時だ。
雲一つない空。
今日も暑くなりそうだ。

すぐ目の前のポイントへ
波が無い…。
いやいや。
これだけ広い海外線だ。
きっとどこかで。
と、海沿いの道を波を求めてさ迷う。



さ迷う。
時には行き止まりになり。
橋の下もくぐり。



浜名湖を越え舞阪へ。

ポイントを探す。
メインと灯台前を移動して見比べている間に。
オンショアがカンガン吹いてきてしまった。

え~い。
今日はもう諦めよう。
そう思った。
そうだ。
こんな天気のいい日はリペア日和♪
駐車場に荷物を撒き散らしリベア開始。



暑い。
日差しが半端ない。
クラクラしながらリベア完了。
旅のお供のボード君だ。
たまには、いたわってあげなくては罰があたる。

なんとかリペア終了。
さて。
どうするか。
そうだ!
港にいる猫達を見て思い出した。

くろねこ停♪
浜松にあるレストランだ。
沖縄で浜松のくろねこ停のマスター(サーファーさん)とお会いした事を思い出した。
夢である旅の話しをしたら。
『静岡に来たら連絡してね!』と、連絡先を聞いていた。

覚えてるかな~。
迷惑かな~と考えながらも連絡してみた。
そしたら。
『おぉ!そうか!早くおいで♪』と、快く迎えてくれた。
近くまで迎えに来てくれて、お店に到着。
浜松のくろねこ停のFさんとNさん。
『今日は泊めてやるから、バイトな(笑)』

バイト?
今日は予約がたくさん入り忙しい日だったようだ。
これも何かのタイミング。
と言う訳で。
お洒落な店内でこれからアルバイトです♪







働かざるもの泊まる可からず。
一泊させていただく代わりにこれから一生懸命働きます!

ではまた!

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