とうに夏も過ぎ。 秋を通り越し。 冬の足音が聞こえ始めた。 こんな季節外れ… ------------------------------------------ 草木も眠る丑三つ時。 バス停の天井から。 ボタッっと。 何かが降って来たような音がした。 しかし。 恐怖に怯え。 ようやく眠りに着いたばかり。 この時は眠気が勝った。 zzz♪ 眠りに着くまで。 徐々に暗くなって行くころから。 やけに怯えていた自分。 何か。 ただならぬ雰囲気を。 どこか感じていたのだろう。 時は経ち。 辺りは漆黒の闇。 明かりは近くの自動販売機のみ。 車の往来もまったくない。 不気味に風が唸り声をあげ。 木々がざわめく。 ガラス張りのバス停。 嫌でも真っ暗な外が見えてしまう。 恐怖心を紛らすために歌ってみても。 どこか尻つぼみになってしまう。 結局、文明社会の象徴とも言える携帯電源をいじくり回して。 気を紛らわしていたら。 貴重なバッテリーを一つ使い果たしてしまった…。 流石にそんな自分が情けなくも、バカらしくもなり。 寝袋にすっぽり収まり。 ようやく眠りに着いたのは午前0時頃だったのだと思う。 草木が眠りに着いた頃。 ボタッっと。 バス停の天井から。 何かが足元に降ってきたようだった。 ん?と微かに目を覚ましはしたが。 寝袋のヌクヌク感に引き込まれ。 そのまま朝を向かえたのだった。 目を覚ますと明るく晴れ渡る空にホッとした。 こうして朝を向かえると。 昨夜の自分の怯えっぷりが笑えてくる。 夜中に聞いた謎の音の事など。 すっかり頭にない。 しかし。 この30秒後。 体中に戦慄が走る事になる。 ベンチの隅の。 ちょうど寝ていた時の足元の。 壁のあたりで。 シャカシャカ♪ シャカシャカ♪ と。 何かが。 うごめいた。 ん? と、その音の方に視線を送った。 次の瞬間。 ゾクゾクゾクッ!っと。 体中に戦慄が走った。 *食事中・体調の優れない方・心臓の弱い方・高血圧の方等は次の画像は見ないでください。 興味本位で見られ気分を悪くされても責任は負いかねます。 |
さん にい いち ↓ |
ぱおぉぉぉん♪ マッ!マンモス!? すみません… 画像を間違えました。 では改めて。 *本気で気分が悪くなるかも知れませんので見たくないかたはスルーしてください。 |
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