第百二十話  Great Surf jorney Day-47 
“ BAMBOO MAGIC! ” 09-05

自転車が直ったこの日の夜。
函館のローカル、TAKKEさんことKさんのBarに遊びに行った。

BAR BAMBOO。

そしてこのBARで次の日の朝を迎えるまで盛り上がる事になり。
今日は夕方まで爆睡。

どういう訳か断片的な記憶をたどりつつ。  今、日記を書いているのだが…。

函館の。
北海道の最後の思い出として。  自分に刻まれたこの夜の楽しい時間。
思えば。
TAKKEさんと函館滞在中でお世話になっているライダーハウス:ウィロビーのTさん。
サーフィンに行く途中のお二人にあったのは。
三日前の出来事だ。

そして一昨日海でTAKKEさんにばったり、いや、バッチリ再会し。
そしてTさんのライダーハウスにお世話になった。

何が言いたいかと言うと。
この数日間の出来事だけでもこの出会いはBAMBOO MAGICと呼ぶに相応しい出来事だ。

あっ。
BAMBOO MAGICとは。
BAR BAMBOO に訪れた人に起こる様々な奇跡の事だ。
自分に様々な偶然的な奇跡とも思える出来事が起こるのと同じように。
TAKKEさんの周りでもそんな事がよく起こるらしい。

始めてあった時の去り際のTAKKEさんの一言。
『どうせまた会うよ(笑)』と言う言葉の中に。
今まで起きたBAMBOO MAGICの記憶があったのだろう。
始めて会った時に自分との再会を確信しているようだった。

そして翌日。
海でバッチリ再会したのだ。
しかも。
地元のサーファーさんでもノーマークのこの時期には滅多に波が割れない、そんな場所での有り得ない再会だった。

『波長が合うんだな(笑)』とTAKKEさん。
その言葉の通り、このBARは居心地がよく。
自然とリラックス出来てしまう空間だった。



日付も今日になってしばらくしたころ。
いきなり始まったジンギスカンパーティー。



皆で輪になり過ごす時間。
たくさんの笑顔と笑い声だけがある空間。

そして夜が明け朝になり。
夢から目覚めたように、そこには楽しかった記憶だけが残っていた。

そしてまた。  別れ際にTAKKEさんはこういった。
『どうせまた会うさ!』と。

自分もそれはわかっている。  いつかまた必ず会えるって事が。
なぜかと言うと。
自分がまた会いたいと思っているからだ。

それが一年後なのか十年後なのかはわからない。
でも、自分がそうしたい!と言う気持ちにアクションをプラスすれば。
なんにも難しい事はないのだ。

できない事はない。  不可能はないのだ。

BAMBOO MAGICは起きるものではなく。

起こすものだ。

では!

 

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