第百十三話  Great Surf jorney Day-39 
“ 往復54㌔の一本の波 ” 08-28

昨日はスモッティーさんのお店に自転車を止めさせていただき、豪華なホテルに宿泊させて頂いた。

朝、スモッティーさんがホテルまで迎えに来て下さり自転車を止めているお店へ向かう。
スモッティーさんも海へ行くと言うので『じゃあ海で!』と言って自転車を漕ぎはじめる。
苫小牧から浜厚真まで片道27㌔の道のりだ。
目標を2時間に設定しキコキコ走る♪

myu2さんに会うのは北海道に上陸した日の一ヶ月以上前の事だ。
再会が楽しみで足取りも軽く予定より早く到着♪

昨日よりさらに賑わっている浜厚真。
車がたくさんあってキョロキョロと探していると。  遠くでmyu2さんとHさんが手を振ってくれている!
あぁ!いた!と、子犬のように駆け寄るも。
深めの砂にはまって失速した…。

ともあれ再会出来た♪
周りのたくさんのサーファーさんがこちらを見ているので目が合った方にはとにかく挨拶。
おじゃまします!と。
myu2さんのお友達をたくさん紹介していただき、REALDRIVEの店長さんにも再会出来た♪

なんだかお祭りみたい♪



北海道のサーファーさんはとにかくフレンドリーだ♪



しばらくワイワイガヤガヤし、スモッティーさんを探しに奥の方へ行ってみる。
あれ?車が見当たらない。
タダクマさんが来ていたので聞いてみると。    一度来て帰ったそうだ。
今日、友達やREALDRIVEさん達とも浜厚真で会うんです!  と、話していたので。

あっ。  スモッティーさん気を使って…。  と、自分にはすぐにわかった。

myu2さん達の所に戻ると、みんな海に行ったようだ。  すぐに準備をして自分も海へ向かう。
サイズは昨日よりさらにさがりセットでひざ。
でも、そんな事は関係ない♪
そこには笑顔で波乗りを楽しむサーファーさんがたくさんいるのだから。
海に入ると周りはさっきビーチでお会いしたサーファーさんばかり♪

みんな冗談をいい合ったりひざのセットが入ると大騒ぎ♪  この雰囲気、最高!!
中でも小学2年生の女の子がロングライドを決めた時などは。
拍手喝采の嵐だった♪

自分も一本波を分けてもらい波に乗せさせてもらった。
みんながひゅー!ひゅー!と囃し立てる(笑)
そこには波の取り合いで苛立つサーファーさんもいなければ、セットを総取りしてしまうロングボーダーさんの姿もなく。

楽しむ事。
短い夏を思う存分満喫している。  そんなサーファーさんばかりだった。

ちゃんと乗ったのは一本だが、それで十分満足だった。
それよりこの輪に加わり一緒に楽しめている事が嬉しかった。

海上がりに。  久々に。  やってしまった♪
『サーフィン!!』  『最高☆!!』



*皆さん楽しい時間をありがとうございました!
またいつかどこかで、一緒に波乗りしましょうね♪

myu2さん達とも『また!』と、それぞれがポイントを後にする。

何度も言うが。  別れを悲しむのではなく。  再会を楽しみに。
出会えたことに感謝するのだ。
それが一期一会だと。  自分は思う。

相変わらず深い砂地にハンドルを取られながら浜厚真を後にした。

苫小牧へ向かう途中。
旭川のKONA SURFさん達にお会いし応援して頂いた♪



そして夕方。
ウィンドのNさんに話しを聞いていた苫小牧のサーフショップ BRAYZさんに立ちよった♪



*ステッカーありがとうございました!

この二日間。  浜厚真に集まるたくさんのサーファーに応援していただき。
そのフレンドリーな雰囲気に改めて楽しむ事の大切さを確認出来た。

サーフポイントは必ずしもいい波が立つのがいいポイントではない。
いいコンディションの時がいい波とも限らない。
オンショアのひざ波でも。  始めてスープに押されフラフラしながら乗った波は最高だったはず。
そういう気持ちを忘れずに、持ち続けながらサーフィンを続けていくことが。

自分にとって。  サーフィンの永遠のテーマだ。

ではまた!

 

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