第百四十八話  “ 秋の夜長 ” 10-07

AM4:15
なぜか目が覚めた。
普段ならもう一眠り♪     と、なるが。    今日は起きた。

10分後。
『おった!おった♪』と。    声がした。
どうやら。     自分は誰かに発見されたようだ。

いっぱいいっぱいのパソコンの様に立ち上がりの遅いこの頭。
状況を理解するのに0.8秒程時間を要した。
どこか見覚えのある顔が二つ並んでいる。

あっ♪
福井でBUMPさんと一緒に会いに来て下さった大阪のトモさんとフーミンさんご夫妻!



危ない危ない…。
もう少し夜襲が早ければ。    よだれまみれで寝ている姿をスクープされていたに違いない。

ふぅ~(笑)

どうやら。   自分の行動パターンは簡単に読めるらしい。
たまたま立ち寄った道の駅。
『もしかしたら、その辺におるんちゃうか?』
と、なり。
ちらっ♪と見たらいたらしい(笑)

さて。
お二人も波乗りをするとの事で。   ご一緒させていただく事にした。
良く考えると。    この旅は一人旅なのに。
一人でぽつ~んと波乗りするより誰かと一緒に波乗りをしている方が多い気がする♪

また自分もそれを望んでいるし。
その方が楽しい♪
それがたくさんの"いい波"との出会いになる。

少し先にあるポイントで待ち合わせとなり。
ほんのり明るくなって来た東の空を背にして走りだした。



途中。
サーフショップFAR SIDEのライダーHAYATOさんが声をかけて下さった!



『そろそろ来ると思ってたよ~♪』と。
この先にあるTというローカルさんポイントに招待して下さったが間に合いそうにない。
この先の情報やショップの場所を教えて頂いた♪

再び走り出す。   ポイントまで後少し!    の、急な坂道で。
Iっちさんが声をかけて下さった♪



*応援ありがとうございました!

朝のウォーミングアップには少々ハードな坂を越え。



びゅんびゅん下って行くと。    ポイントに着いた。
小さな湾になっているポイントだ。
しかし。
この辺りはサーフポイントの密集地帯だ。
少し走ればポイント♪    また少し走ればポイント♪

ある意味で。    優柔不断なサーファーさんには向いていないかも(笑)
これだけポイントがあったら。    どこで波乗りをさせてもらおうかと悩んでしまうだろう。

駐車場に自転車を停め、ローカルさんに挨拶をして。
先に海に入っているトモさんとフミさんのもとへ。

波はもも~セット腰くらい。
ぐわっ♪とインサイドでめくり上がる手強い波だ。
三人でキャーキャー言いながらショアブレイクでドカァーン♪と。

ふと。    奥の方のブレイクが気になり。    乗って見ると。     ---- ♪

それから途中休憩を挟みながら数時間。
腕がパンパンになり。    いよいよテイクオフもおぼつかなくなる。
が。
それでもセットが入ると腕に力が急速充電されるから不思議だ。

結局。
お昼頃まで波乗りを楽しんだ。





海から上がり。    駐車場に戻ると。    『やなっち?』と声がかかった。



HAYATOさんのお友達のTさん♪
四国・紀伊半島くらいから日記を見て下さっていたようだ。

Tポイントで波乗りをした後。    自分を探して下さり。
上がってくるまでずっと待っていて下さったようだ。
*TさんKさん!差し入れまで頂きありがとうございました!

岡山へ向かうトモさんフミさんご夫妻ともここで『また!』となった。

*トモさん!フミさん!
驚きの再会でしたがすごく嬉しかったです♪
BUMPさんによろしくお伝えください!今度は一緒に波乗りしましょう!と。

トモさん達の車が見えなくなった瞬間。
昨夜、道の駅で少し話したサーフトリップ中のKさんと再会した♪
すごく優しそうで落ち着いた雰囲気なのに。



カメラを向けると…。


さすが関西人だ(笑)

その後。
HAYATOさんに紹介して頂いたFAR SIDEさんに立ち寄った。



Nさん♪
印象的だったのは。    ホームブレイクへの愛着だった。
ステッカーとワックスを頂いた♪

*Nさん!HAYATOさん!いろいろありがとうございました!

夕方。
道の駅に到着。
早起きしたせいか。
秋の夜長。    昨晩は冷え込みもなく。    20:00頃には寝てしまっていたようだ。

早寝早起き楽しいサーフィン♪
何だかとても健康的な一日だった。

ではまた!