八丁浜で三日間のほほ~ん♪と過ごしている間に。
歩き旅のKENGO君に抜かされた(笑)
先に進んだKENGO君から。 珍しくメールが来た。
~東浜手前の左に行く178号は通行できないので、海岸沿いの峠を越えなくてはなりません。
車は全然通りません。 上りも緩やかです。~
フムフム。 と、メールを読み。 地図を見ると。
確かに国道はバイパスになっていて自転車は通行出来なそうだ。
迂回路の海沿いの道を見ると。 何だかくねくねしている。。
普通。 こういう作りの道は。 キツイ。
直線で道が作れない程傾斜がキツイのでくねくねしている。
だが。 彼からの情報では。 坂は緩やかだと。 そう書いてある。
しばらく走ると。 問題の峠に差し掛かり。
そして。
愕然とした。
あぁ…。 ヤラレた…。
道は大蛇のように地をうねり。
ひぃひぃ言いながら。 久々にチャリを押す。
次に…会ったら… 絶対… …靴の紐を… 靴の紐を……
固結びにして…やるぅ~…
と。
息を切らしながら心に誓った(笑)
ようやく登り切ったかと思った峠道。
しかし。
残酷な光景が目に飛び込んで来た。
×1
×10
×100 …まだだ。
それでも。
確かに交通量は少なく。 車には3~4台しか追い越されていない。
その内一台は。 サーファーさんぽかった。
さて。
今度こそ。 今度こそ峠を越したようだ。
下り坂に入ると。
すぐに鳥取県だった。
今度は急な下り坂だ。
道路の微妙な段差に気を使いながら。 坂を下る。
涼しいぃ♪
左カーブに差し掛かった時だった。 急に眼下に海が見えた♪
波も見えた♪
サーファーさんの姿も見えた♪
もう。気分は"ゆず"だ。
この長い長い下り坂を~♪ 板を自転車の後ろに載せて~♪
と。
ルンルンで坂を下り海への道を下って行くと。
さっき峠道の時途中で自分を抜かして行ったサーファーさんの車が停まっていた。
あっ! と、思い。
着替えているお二人に近付いて。
『こんにちは!!』と挨拶すると♪
『おぉ、やっと着いたか(笑)』と言って下さったのが。
姫路のいっちゃんさんとNさんだった♪
そこから話しが弾み。 パンとおにぎりを頂き。 一緒に海に入らせて頂く事にした。
東浜の右側のリーフブレイクのように規則正しいレギュラー。
誰もいない…。
そこにパドルアウトするお二人。 着いていく自分。
最初は。 ももセット腰。
が。
徐々に徐々に。 サイズが上がって来た。
セット腹。 セット胸。 これにはいっちゃんさんも驚いていた。
しかし。
お二人の絶妙な駆け引きが面白い♪
セットが入ると。
『乗らんのか?乗るんか?ほなワシが行くでぇ~』といっちゃんさん。
するとNさん。
『やなっち、騙されたらあかん。あれはフェイントや!えぇ波はこの次や!』とNさん。
そんなお二人の掛け合いが。
もう、おかしくておかしくて♪
ゲラゲラ笑いながら波乗りを続け、お腹が痛くなるくらいだった。
そうなって来ると。 波の方も茶目っ気を見せてくる。
思わぶりなセットや。 急にセットが来なくなったなぁ~。 と、ミドルサイズに乗ろうとすると。
あざ笑うかのように見事なセット。
結局。
今日一番のセットは。 いっちゃんさんと二人で仲良く。
あぁぁぁ!!
と、叫びながらドルフィン♪
その後しばらく。 逃がした魚はでかかった! のように。
あれは肩くらいあったでぇ~!
めちゃショルダー張ってましたね…あの波。
と。
二人でドルフィンした波の話しばかり(笑)
青空と。 白い砂浜。 目の前の山々と。 貸し切りのポイントブレイク。
その中で笑顔のサーフィン。
夢のような時間だった。
お二人が休憩に入り。 一人になる。
数本乗り。
ラストはセットを待ってテイクオフ。
途中の速いセクションを抜けキレず。 波に巻かれてぐるんぐるん♪
普段ならもう一本!となる所だが。 今日はもう十分だった。
*いっちゃんさん!Nさん!楽しい時間を一緒に過ごさせて頂いてありがとうございました!
本当楽しかったです♪
さて。 移動。
夕方。
目的地が近付いた頃。 車の中の笑顔の方が。 自分を見て停車した。
『やなっち~!』と。
よっしーさんと奥様だ♪
伊勢でモトにぃとあったその時に一緒にいた方だ!
まさかの再会に驚いたが嬉しかった。
*よっしーさん!奥様!お互いにびっくりでしたね♪タイミングが合えば沖縄でお会いしましょう!
今日は。
この旅の醍醐味がぎっしり詰まったような一日。
峠を越え。 坂を下ると海が見え。 そこで出会ったサーファーさんと一緒にサーフィン。
そこには笑顔と笑い声。
ついさっき出会ったとは思えない。
そしてまさかの再会もあり。
やっぱり海で人は繋がってるんだなぁ~。 と、思うのではなく感じる日。
今日はそんな日だった。
ではまた!
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