シキントゥシイキガヌ グス〜ヨ〜。ハジミティヤ〜サイ!
ワンネ〜 シーナサーフヌ オーナーヤイビン Boss ディアビ〜ン。
(訳:世の“中年男性"の皆さん初めまして。ワタシはシーナサーフのオーナーのBossといいます。)
今後、このページは50代中年真っ只中のワタシが担当していく事となりましたのでどうぞ宜しくお願いいたします。
注:時々ウチナ〜グチ(沖縄方言)が混じってしまう事をご了承下さい。
さて、時の経つのは本当に早いもので、ワタシが前代の「シーナサーフ」を引き継いでから10シーズン以上が経過しています。
おかげ様で、これまでに約10,000人の方々が体験ロングボードサーフィンにご参加いただきました。
全体の割合を見ると、最初は圧倒的に20〜30代前半のゲストが多かったはずが、いつしかお父さん・お母さんと一緒に参加する6〜10歳の子供達とか、「来年定年を迎える」と話していた62歳のオヤジさん・・、体験スクールへ参加された皆さんの年齢は実に様々です。
それまで「サーフィンはストイックでマニアックな遊び」と固定観念に囚われていたワタシにとって、これはビックリ。目からウロコ・・・状態でした。
サーフィンとは一部の若者達の遊びでは無く「老若男女を問わない万人の遊び」であることを証明するものだとワタシは考えています。
そしてもうひとつ。
10シーズンを迎える頃から急に目立ち始めた傾向が。
体験スクールへ申し込まれる方の中に年齢が40才以上のオヤジ(あえてそう言わせて頂こう)が増えてきたのであります。
「なぜサーフィンをやってみようと思ったのですか?」と聞いてみると、
「若かりし頃にやってみたかったが、チャンスがなくて今に至ってしまった。」
「仕事一本の人生だったので何かしらの趣味を持ちたかった。以前からサーフィンには興味があったので、これを機会にやってみる事にした。」
が、ほとんどの方の答えで、たまに・・・
「最近メタボリックが気になってきたので、何かしらのスポーツを...」
「おねえちゃんにモテたい...」
なんて、不純な動機もありましたが、これはこれで男として自然なことであると思いますね。
さあ、ここでそのオヤジ達の華麗なライディングをご覧あれ!
以前にブログでも紹介させていただきました“シーナサーフの体験スクールに参加の、60代のオヤジさん! |
ただ、「パドリングは疲れるので、押してください」・・・とは頼まれましたが・・・・とは言え、様になっていますよね。 |
30代の娘さんと奥様と一緒に参加してくださったおとうさん! ナイスウエイブだったこともあるけれど、上手だったね〜。 |
彼はワタシの長い友人なのですが、こんなにバランス感覚が良いヤツだとはウマ〜ンタンヨ。(思わなかったよ。) |
ヤンロ〜!(そう!)そうなのです!
多くのオヤジ達はサーフィンという遊びに興味があるのです!
しかし、一般的な男の観念には「サーフィンは難しくて敷居が高いもの」「かなりの体力が必要でなかなか手軽にできないものだ」というイメージが強く定着してしまっていたのです!
40歳以上の皆さん!!
今からでも決して遅くはありません!
沖縄の青い波は貴方を待っています!
そこで、“オヤジによる、オヤジのための、オヤジらしいサ〜フィン” をモットーにこのコーナーをオープンしました!
自分がオヤジと自覚している貴方は必見です!!
(注意)本文はブラックジョーク的な要素や不適切と思われる表現が多く含まれておりますので、あまり冗談の通じない方はお読みにならないで下さい。
実は、ワタシも今年で50代半ばにかかろうとしています。
そこで、その中年真っ盛りなワタシが独断と偏見で定めてみた「オヤジである定義」がこれです!!
まあ、なかには小学生並みの下ネタがあるので、これを読んでドン引きされた多くの女性もおられるとは思いますが...
男性にとっては結構切実な話しなんですよ。
さて、以上の9つ以上の項目に当てはまる人こそ、自分をオヤジと自覚し、オヤジとしての誇りを持つにふさわしい人物であるのです!
今後はオヤジであることを周辺へ公言し、共にオヤジサ〜ファ〜への道を歩んでいこうではありませんか!!
これまで、延々と能書きをタレテ来ましたが、ここで皆さんを「ホォ〜」っと言わせて見せましょう!
最後はカッコヨク、「オヤジサ〜ファ〜のライディング検証」で締めたいと思います。
まず、ロングボードサーフィンを上達させる上でオヤジであるがゆえの「利点」がいくつかあります。
ほんまかいなあぁ〜〜〜???
・・・と、皆さんは思われるかも知れませんが・・・結構本気です!
では、次の「ライディング検証」で証明してみせましょう!
お待たせいたしました!
では、実際にオヤジ達の様々な醜態・・・いや、華麗なるライディングを見て頂きましょう!
まずは、見本とも言えるこの方のライディングをご覧あれ!!
少し前かがみ過ぎではありますが、しっかりと腰を落としています。テイクオフした瞬間はこのように重心を低くすることによってバランスを保てるわけです。
あと、“胸”と“顔”を前へ向けようと、ちゃんと進行方向を見ているのはGood!
これは、サーフィンでは基本中の基本!
面白いもので、ボードは自分が見る方向へ進んで行くのです!
本当ですよ、これは。
ちなみに、彼もこの1時間前に初めてサーフボードを触ったばかりなんです。
(例)にしてしまい大変恐縮ではありますが、こちらは悪い例です。
テイクオフして最初から重心が右側へかかっています。持ち直そうとつま先で踏ん張りますが、逆にどんどん右側へ重さが加わってしまい、落水してしまいます。
ほら、この方も「がに股」「腕広げ」胸は横向いちゃっていますが「正面見〜」でしょ?
家族4名で参加してくださったお父さん・・・・。
結構苦労しましたが、後半はこんな感じでテイクオフを連発していました。
・・・アンド・・今回特別出演のそのお母さん!
みごとなフォームです!
10代後半のお子さんがいるとは思えないバイタリティー!
飛行機の翼のように開いた腕はシッカリとバランスを とっています!
片膝を着いているには残念ですが・・・・・
これぞまさしく「やじろべーフォーム」!!
極めつけはこのオヤジ!
「カブキフォーム」と命名いたしましょう!
どうです? 本当でしょ?
「今度沖縄へ行くんだが、俺もトライしてみようかな。」
・・と、思ったオヤジな貴方!
「腰落とし」「がに股」「飛行機の翼」「正面ガン見」 「プライド再熱」...
をキーワードとした事前のイメトレを忘れずに!
突然ですが、皆さんこの下のサーファーの会話を理解できますか?
(・o・)『昨日どうだった?』
(^。^)『昨日は腰腹セット胸くらいでオフショア面ツルで特にグーフィーが良かったよ☆彡』
・・・どうでしょうか?理解できました??
サーフィン用語がわからない人からしたら、まったくもって意味不明な会話ですがサーファーからすれば日常的な会話です。
これからサーフィンを始めよう!又は始めたばかり!というサーファーさん!
(*_*)『やばい!!まったくわからない!!』と焦る必要はありません。
まずはサーフィン用語を知らない方にもわかるように翻訳してみましょう!
(・o・)『昨日のサーフィンをしている時の海や波の状況はどうでしたか?』
(^。^)『昨日の海や波の状況ですが、波の大きさは海面に人が立ったと想定して腰からお腹位の高さの波が押し寄せていて、時折押し寄せてくる平均的な波より大きい波は、海面に人が立ったと想定して胸位の高さの波でした。風向きは岸から海に向かって吹く風で波の傾斜部分は岸から海に向かって吹く風の影響でとてもなめらかでサーフィンをするのにとても適していました。特に岸からみて左から右へ向かって崩れて行く波の状態が良かったです☆彡』
となります。
翻訳した会話を見てみるとある程度その時の状況を理解していただく事が出来たのではないでしょうか?
サーフィンには全く興味が無い方には無縁の言葉や表現ばかりですが、少なからずこのページにたどり付いているあなたはサーフィンに興味があるはず!!せっかくの機会ですので一緒に勉強していきましょう!
それではテキストを見ながらサーファー会話の基礎の基礎から勉強していきましょう!
まずは下の写真の二人の会話を読んでみましょう!
ではまず①の『今日はオフショアでいい波だね』から行ってみたいと思います!
このなかに含まれているサーファー言葉(サーフィン用語)はオフショアです!
オフショアとは岸から海に向かって吹く風の事です。
逆に海から岸に向かって吹く風をオンショアといいます!
サーフィンは当然ですが波に乗って遊ぶスポーツです。その波はとても風の影響を受けやすく、風向きひとつでコンディションが大きく変わります。
一般的にオフショア(岸から海に向かって吹く風)はコンディションが整い、綺麗な波になります。ただ、オフショアが吹き続けると波の大きさはどんどん小さくなってしまいます。
逆にオンショア(海から岸に向かって吹く風)はコンディションが乱れぐちゃぐちゃとした波になってしまいます。ですが吹き続けると波の大きさはどんどん大きくなります。
なので、オンショアで波が大きくなり風向きがオフショアに変わり綺麗な波になった時サーファーはワクワクしてしまってしまって仕事も手に付かなくなります。
サーファーの部下をお持ちの管理職の皆さんや旦那様や彼氏さんがサーファーだという方は、彼らの落ち着きが無くなりそわそわし始めたら風向きが変わったと心得ましょう!
注)この解説は日本海&東シナ海側サーファー向けです。太平洋側は外洋からのうねりが届くのでここでの表現が当てはまらない部分もあります。
■オフショア【off shore】
■サーファー的使用頻度 ★★★★★
■ワンポイント
サーファーの中にはオフショアと最後まで言わず『オフ』とだけ言う人もいます。
例:『今日はオフが強いなぁ』
このほうがリアルなサーファー感を出せる場合もあります。
基礎編 その①ではオフショアの勉強をしました。
ではその次の②の会話に進んでみましょう!
いよいよ意味不明な表現方法ですね・・・(・.・;)
『サイズは~』という言葉の出だしから波の大きさを表しているのでは?
と推測はできますが、腰や腹がどうかしたのか??と思っている方もいる事でしょう。
では早速解説していきたいと思います。
日本のサーファーは波の大きさを身体の部位を使って表現します。
海面に人が立ったと想定して波の高さを人間の体を定規代わりにして測って行くんです。
くるぶし・すね・ひざ・もも・腰・腹・胸・肩・頭・頭オーバー・頭半(人丈1・5倍)といった具合になります。
ここで一つ疑問が浮かびますね!!
『人の背の高さってまちまちじゃない?』
そうなんです。おっしゃる通りです。。
でもこの辺のアバウトさがいいんですよね♪
ですが,このアバウトさが時として不思議な現象をもたらします。
それは、海上がりにこれからサーフィンに行く他のサーファーから波のサイズを聞かれたときに、自分では結構いっぱいいっぱいで頭位の大きな波と感じていても、
なめられたくない!!という心理から胸~肩くらいかな??
と少し小さめにサイズを言ってしまう事があります。
また逆パターンもあります。
同僚のサーファーに『昨日サーフィン行ったの?』と聞かれたときに、
『行ったよ!サイズは頭位だった!』と、実際は腹~胸くらいだったのに、自分はサーフィンうまいんだ!とアピールしたい為に見栄をはって実際よりも大きめのサイズを言ってしまう場合があります。
波のサイズとその状況を簡単にまとめてみました!下の表をご覧ください。
くるぶし~すね | 体験サーフィンや始めたばかりの方にはいい練習になります。 | |||||||||
すね~ひざ |
初めての方からビギナーサーファー向けのコンディションです。初めての方には最適なコンディションです! | |||||||||
ひざ~もも | ビギナーサーファーにとっては最高の練習日和!経験者もロングボードなら楽しめます! | |||||||||
もも~腰 |
ショートボードでもこれくらいのサイズになると少し遊べるようになってきます。体験サーフィンや始めたばかりの方には少しハードに感じられる場合もあります。 |
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腰~腹 | ショートボード・ロングボード共にとても楽しくサーフィンが出来ます! | |||||||||
腹~胸 | このあたりのサイズからはビギナーさんは気を付けてサーフィンするようにしましょう。波にのまれると少し苦しいと感じ始めるサイズです。 | |||||||||
胸~肩 | これくらいのサイズになってくると、ビギナーサーファーさんや経験の浅いサーファーさんは波に押し戻されて沖に出られなくなる場合があります。 | |||||||||
肩~頭 | 頭位まで波の大きさが上がってくると、約束していた友人から『急に仕事が入って明日はサーフィンに行けない』とお断りの連絡が来る場合があります。 | |||||||||
頭~頭オーバー | 運よく沖に出られたものの波の大きさに躊躇してしまい、1度も波に乗れずに帰宅するサーファーさんが出てきます。 | |||||||||
頭半 | 自信のないサーファーさんは『今日はコンディションいまいちだなぁ』とつぶやき、速やかに見学に回りましょう。 |
■腰~腹【koshi‐hara】
■サーファー的使用頻度 ★★★★★
■ワンポイント
体の部位を使ってサイズを表していますが、あくまでも主観的なアバウトな表現です。
基礎編 その②では波の大きさの表現方法を学びました。
その③で学習するサーファー会話に含まれるサーフィン用語はレギュラーです。
近頃はガソリンの値段も安定していますが、一昔前レギュラーガソリン1Lが180円なんて時もありました。今は多少値段も下がったとは言え、1円でも安くガソリンを入れたい!と思うのは皆同じです。他のガソリンスタンドより安い値段が看板に出ている時!『あそこのレギュラーが良さそうだね!』・・・・のレギュラーではないのは、いくら皆さんがサーフィン用語を知らなくてもお気づきですね。
ではサーフィン用語でレギュラーとはなんなのか!?
この会話の場合は波の崩れて行く方向の事を行っています。
◇岸から見て右から左に崩れて行く波をレギュラー
◇逆に左から右に崩れて行く波をグーフィー
と言います。
また、レギュラーやグーフィーにスタンスを付けると
レギュラースタンス グーフィースタンスという言葉になります。
これはサーフィンをするときにどちらの足が前に来るか、立った時の向きの呼び方です。スノーボードやスケボーでも同じ表現を使うので聞いた事がある方も多いかもしれません。
◇レギュラースタンス 左足が前右足が後の立ち方
◇グーフィースタンス 右足が前・左足が後の立ち方
■レギュラー【Regular】
■サーファー的使用頻度 ★★★★★
■ワンポイント
レギュラースタンスの人はグーフィーの波をバックサイドなんていったりします。
逆にグーフィーの人はグーフィーの波をフロントサイドと言います。
波に対して向かい合っているのがフロントサイド 波に対して背を向けているのがバックサイドです!
基礎編 その③では波の崩れて行く方向によって名称が違う事を学びました。
その④で学習するサーフィン用語は上げです。
サーフィン用語で『あげ』は潮位が満潮に向かっている事を表しています。
下の図をご覧ください。
グラフに描かれている曲線がその日の潮位の移り変わりです。赤丸の部分がその日の一番潮位が高い部分、満潮です。逆に青い部分が潮位の一番低い干潮です。
上げとは満潮に向かって潮位がどんどん高くなっている時間帯のことを言います。
逆に青丸の干潮に向かっている時間帯を下げと言います。
さらに満潮の最高点の事を上げいっぱい、逆に一番潮位が低い時を下げいっぱいと言います。
注)空腹時にたらふく食べた後の【お腹いっぱい】はこの限りではありません。
■あげ【age】
■サーファー的使用頻度 ★★★★
■ワンポイント
上げいっぱいの事をハイタイド、下げいっぱいの事をロータイドとカッコよく言う人もいますが、サーファー会話的には上げ下げの使用確率の方が高いです。