第百八十一話 “ 堪え性無しの休日 ” 11-08

 

奄美大島。  ビラリーフにて。  波乗りをさせていただいた♪

 

えっ?えっ?  サーフィン抜きでって言ってなかった?
はい…
言ってました(汗)
堪え性無しですみません。

でもサーフィンが出来てよかった。
このまま奄美を発っていたら。  災害のイメージしか頭に残らなかったかも知れないし。

話を遡る。
奄美滞在中。  SANOさんには本当にお世話になりっぱなしだった。
一昨日、昨日と夕食をご馳走になり。

 

温かくもてなして頂いた。
その度に『ありがとうございます!』と言うと。
『こちらこそありがとうです!奄美の為に!』と。
結局。
滞在中ずっとお世話になってしまった訳で。
そして今日。
お休みだったSANOさんが、島を案内して下さる事に。
どういう訳か。  車にはサーフボードが二枚♪
実はSANOさんもサーファーだった。

こんな話を聞いた。

城。  "ぐすく"と読む。  サーフポイントだ。
ボランティア活動が一緒になった島のサーファーさんが。  こう言っていた。
『コンディションが整えば200㍍は波に乗っていられる♪』と。
しかし。
今となっては。  それは過去形だ。  
今回の災害で土砂が流れ込み。  地形が変わってしまい。
今、そのブレイクは失われてしまった。
島のサーファーさんが。  その土砂を。  何とかしよう!と奔走しているらしい。

一礼して海に入った。
ローカルさんに『おじゃまします!』と言いながら。  パドルアウトする。

岸に視線を戻すと。  山肌に茶色い部分がある。

 

崖崩れの跡だ。

今、おじゃましている手広海岸も。
城と同じ様になっていたかも知れないのだ。
自然の脅威と。  自然の恵み。  改めて気付く。
波が。
いかに繊細で儚いものなのかを。

波乗りを終えた後。
Green hillさんに立ち寄った。

 

仙台でお会いしたカメラマンのAさんに。
『奄美に行くならGreenhillのミドリくんを訪ねたらいいよ♪』と。
Aさんのいうミドリさんにはお会いできなかったが。
ミドリさんのお母さんが快く迎えて下さった。

 

ベランダから見える海。
次に奄美大島に来る時は泊まって見たいな~♪
と、そう思った。

明日の朝。  フェリーに乗って沖縄へ向かいます。

SANOさんファミリー。
ダイスケ君&お父さん。
HARUMATSUさん。
YAMADAさん。
Fさん。
ボランティアで一緒になれたたくさんの島人さん。
そして海風荘のおばちゃん。

皆さん本当にありがとうございました!

そして。
自分に恩返しの機会を与えてくれた被災者のみなさん。
まだまだ長い道のりでしょうが。  顔晴って(がんばって)下さい!!

ありがとうございました!

ではまた!

 

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